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結婚について考える:結婚をバネに成長する

結婚は、当初の期待を裏切るものです。あまり期待しなかったことが叶えられたり、期待しすぎていたことが物足らなかったりといったことです。結婚相手に期待することが少なければ少ないほど、幸福になるという人もいます。相手のありのままの存在を受け入れること、結婚のマイナス面よりもプラス面に目を向けることが幸福の秘訣です。

結婚のプラス面として意識調査では「人間としての成長」を40%以上の人が挙げていますが、ほんとうに成長できるかどうかは、本人次第です。人間は成長段階にあり、変化する存在です。成長の速度は、ひとりひとり違い、1年くらいで変わっていく人もいれば、10年たっても成長が見えない人もいます。相手を見捨てず、小さな変化を喜ぶ気持ちが大切なのです。

結婚生活にとって毎日、毎月の繰り返しがとても大切です。夫婦双方が必要としていて恒例になっていることは、よほど問題がない限り、続けるようにしたいものです。大切にしたいものを維持しておくことが満足感につながります。経済格差の拡大が報じられるなかで、別の夫婦の経済的成功に目を奪われて、自分たちが結婚生活を通じて築いてきた幸せの価値を見失うのは、大きな損失です。結婚によってしか得られなかったことがいくつあるのか、仮に結婚によって失ったものがあれば、差し引きどんなメリットがあるのか、一度ふたりで見つめてみるとよいでしょう。

結婚していても、何でも話し合える夫婦と、そうでない夫婦がいます。親身になって考えることができるかどうかで、結婚生活の充実度がまったく変わってきます。どちらの夫婦になってしまうか、これも努力次第です。ふたりきりの世界に籠ることも必要ですし、反面、こもりすぎると社会から離反してしまいます。気分が外向きすぎても内向きすぎてもだめです。

結婚をしたなら成熟した夫婦になりたいものです。マスコミに取り上げられるのは、未熟な夫婦が多いようです。成熟した夫婦は、問題行動を起こさず、社会の一部として働いていくので、目立ちすぎるようなことはありません。未熟な夫婦は、周囲を騒がせ、他人の世話などする余裕もありません。よい夫婦は、周囲の世話もよくしますが、ありふれていて、醜聞好きな人にとってもは面白くないものかもしれません。劇場型の社会などといわれる現代社会のなかにあっても、未熟のために波瀾万丈の生き方を選ぶのではなく、社会の一員として成熟した夫婦になりたいものです。

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