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宝石について知ろう:サファイアとは

サファイアは、ルビーと同じ鉱物(コランダム)で、赤い色の物(レッドからパープル レッドの透明な物)だけを、ルビーと言い、その他の色の物は、サファイアと言います。

 厳密な定義によると、サファイアはコランダムのうち宝石としての価値があり、かつ色が赤でないものをいいます。一般に綺麗な濃紺、青紫色をしたものがサファイアと考えられているが、赤以外のあらゆる色、例えば黄色や茶色などの鋼玉はサファイアです。無色透明のものも同様で、これは人造物が腕時計の風防や、レコード針などに用いられることがあります。この場合、サファイアガラスなどと呼ばれる事があるが、実際はガラスではありません。

 また、工業的には、絶縁性がよく、熱伝導率もよいため、半導体の基板(シリコン オン サファイア:silicon on sapphire:SOS)として利用されることもあります。サファイアは青紫色のものが最も価値が高いとされています。特に光を透かして眺めたときに六条の光を生ずるものはスターサファイアと呼ばれ、とりわけ珍重されます。またアレキサンドライトのように光源によって色が変わるものもあり、こちらも希少価値があります。

 主にタイ王国、ミャンマー、カシミール地方、スリランカなどで採掘されます。光にかざしてみて下さい、直線の色の帯が60度の角度で見えれば天然石です。また、天然のサファイアは、紫外線に反応しないので、反応があれば青色色素を使った合成石と考えられます。

サファイアの選び方

一般的に透明度が良く軟らかい色合いでありながら、力強い輝きの石は美しく、評価も高くなります。カシミール以外で透明度の低い物は評価が下がります。カシミールサファイアベルベットの外観をようし、わずかに透明度が低いバイオレッティッシュブルーに適用される物は、高品質なサファイアです。

 カシミールでも、透明度が低すぎる物は、評価が下がります。透明度は、石の中に内包物やキズが少ない物の事です。また、色がくすんでない物の方が透明度は高くなり、評価が高くなります。カシミールとセイロンの物は、シルクが多めに含まれていて、透明度が下がったように見える物もありますが、あまりにも透明度の低い物は、評価が下がります。

 サファイアにおいても、カットは重要な要素です。良いカットとは、上部から入った光をどこにも逃さず上部へ跳ね返すバランスの良さによって決まります。また、サファイアが始めから持っている性質、力強く輝く力(照り)の良し悪しによって輝きが違ってきます。照りの悪い物は、カットが良くても輝きが鈍くなります。

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